投稿者:宮崎県庁国際・経済交流課 - 2020年10月13日
こんばんは、だれやみちゃんです。
今夜は、私がこの夏ドハマりしたスイーツ
“スーパーカップ バニラ味「杜氏潤平 紅芋華どり」がけ”
からのうんちくです。
ちなみに、この楽しみ方、とあるところで杜氏の金丸潤平さんがおすすめしていたもの。
おいしくって、おいしくって、この夏スーパーカップをいくつ食べたことか。
みなさんも、一度だまされたと思って食べてみてください!
(つくり方は一番下にあるよ。)
今夜も赤太字に注目!分からないところは読みとばすべし!です。
■ 今夜のうんちく ■
この「杜氏潤平 紅芋華どり」は、いわゆる”ハナタレ”に分類される商品。
ほかにも似たようなワードとして、”原酒”があります。
今夜は、この”ハナタレ”ってなに? ”原酒”ってなに?というお話。
一般的な焼酎のアルコール度数は25度(宮崎では20度も)。
”ハナタレ”も、”原酒”も、それよりアルコール度数の高い焼酎になります。
それぞれの商品のアルコール度数は、”ハナタレ”が44度くらい、”原酒”が37~38度くらいのものが多いです。
焼酎のもろみを蒸留すると、最初は、蒸留器からアルコール度数が70度近い焼酎が出てきます。
この蒸留の初めの方の焼酎を”ハナタレ”と呼びます。
⇒ 度数は高いですが、とにかく香りがいいのが特徴。
フローラルな香りだったり、バナナのような香りだったり。
そして、アルコール度数が高いので、トロッとしていて、冷凍庫にいれても凍りません。
そして、蒸留が進むにつれて、だんだんと出てくる焼酎のアルコール度数は下がっていきます。
その蒸留の最後の方の焼酎を”すえだれ”と呼びます。
⇒ こちらは、どっしりとした香り。
この”すえだれ”が何度になったところで蒸留を止めるかも、最終的な焼酎の香りを左右する要素になります。
なので、蔵元さんによって異なってくるところですが、目安としては10度くらいです。
この”ハナタレ”から”すえだれ”までを集めたものが、”原酒”。
そう、私たちがふだん飲んでいる25度(または20度)の焼酎は、この原酒に水を加えて度数を調整したものなんですね。
”ハナタレ”も、”原酒”も、アルコール度数は高いですが、いつもの焼酎とはまた違う香りが楽しめます。
だれやみちゃんは、結構好きです。
みなさんも、ぜひ一度お試しあれ!
あ、でも飲み方には十分注意してくださいね。
気づいたらベロベロになっていることも、しばしばです 笑
それでは、また!
—–
スーパーカップ バニラ味をスプーンで少しくり抜いて、そこに「杜氏潤平 紅芋華どり」をとろり。
あっという間に、おとなスイーツの完成です。
ちなみに、マックシェイクでもいけるそうです。
杜氏潤平 紅芋華どり/芋焼酎
製造者:小玉醸造(日南市)
原材料:甘藷(宮崎紅)、米麹(白麹)
アルコール度数:44度
■ 自己紹介 ■
現在東京勤務の、宮崎県職員。
入庁前に、鹿児島県内のとある酒販店(いわゆる酒屋さん)に勤務していたので、焼酎には人よりちょっとだけ詳しい。
一応“焼酎きき酒師”の資格をもつが、舌には自信なし。
■ おことわり ■
・ しばらくは、もともとのメールをさかのぼって掲載します。少し季節感がずれてしまいますが、ご容赦ください。
・ 味や香りの感じ方には、だれやみちゃんの個人的見解が大いに含まれています。