投稿者:だれやみ君 - 2015年8月22日
こんにちは、だれやみ君です。先日、「焼酎居酒屋 だれやみ」さんに行ってきました。
場所は、なんと長野県長野市です。「だれやみ」というお店なので、挨拶をしないわけにはいかないな、と思ったわけで。
お店の入り口には、看板などありません。「うまい焼酎」と「当店自慢 炭火焼」ののぼり旗が立っているだけです。あとで、マスターに聞くと、隠れ家的に店を開けているのだそうです。
階段登り口には、
宮崎本格焼酎の一升瓶がずらりと並んでいます。これを見れば、入らない選択肢は持ちあわせていません。
100種類以上の宮崎焼酎に囲まれながら、カウンターでだれやみ(晩酌)なんて、誰もが憧れますよね。
2階の入り口からトンネルを抜けると、そこは宮崎焼酎の町でした。
棚には、
あんな宮崎焼酎や
こんな宮崎焼酎など、ずら~りと並んでいます、遠い長野県のお店によくもこんなに揃えていらっしゃるものです。
カウンターや座席の写真も紹介したかったのですが、常連の方がカップルで来られていましたので、撮影を控えました。昨年の12月にオープンしたばかりのお店は、木の香りや清潔感があり、とても居心地の良い酒処です。
だれやみ君は、マスターとお話できるカウンターの椅子に腰を下ろしました。
「御幣(ごへい)を水割りでお願いします。」
おつまみには、「福味鶏の炭火焼」。
気になっていたので、お聞きしました。「マスターは、宮崎出身なのでしょうか?」
「いや、長野です。」
「えっ、どうしてまた宮崎を応援するようなお店をやっているのですか?」
「いや、嫁が宮崎出身なんですよ。」
「宮崎焼酎をずいぶん揃えてますね。」
「某県(自主規制しました)の焼酎を飲んで焼酎はあまり好きじゃないって人が結構いるんですよ。でも、宮崎の焼酎には美味くて、癖のない飲みやすい焼酎があるってことを皆さんに知ってもらいたいんですよ。」
「宮崎焼酎をこんなに応援してくださるお店が長野県にあるなんて、宮崎の皆さんも喜びますよ。」
さて、福味鶏は長野県の鶏です。炭火焼に添えてあった柚子胡椒は宮崎産でした。
「もともとは、宮崎の地鶏を出してたんですよ。でも、こちらの人には固すぎるようで。宮崎の味付けもしょっぱいと感じるようで、今は自分でアレンジしたものを食べてもらってます。」
実際、とても美味しいんです。
「あれ、これはおもしろいですね、飲み比べですか。これはいいですよ。」
「当店だと4杯ぐらいでダウンされてしまうので、もっといろんな焼酎を楽しんでもらおうと思って考えました。」
尾鈴山蒸留所さんの3品「山猫・山猿・山翡翠」を頼みました。こんなに楽しめて600円、安い!
3種類の焼酎とともに鮭の炭火焼をとても美味しく頂きました。
「こんなに種類が多いとお客さんが迷われると思いますけど、どの銘柄が1番出ますか?」
「やっぱりまずは、だれやみですね。それから赤山猪(芋)、明月まさり(芋)、万年星(麦)です。」
醤油や味噌は宮崎から取り寄せるという焼酎居酒屋「だれやみ」さんには、宮崎の大学に行ってた方も懐かしいと言って喜んでいるのだとか。
マスター、美味しく楽しい夜を有難うございました。
長野県で美味い焼酎を飲みたい方、宮崎から出張に行かれる方、この隠れ家はお勧めです。