投稿者:だれやみスタッフ - 2016年11月17日
だれやみ君は先日、宮崎県えびの市に「焼酎の神様」金松法然(かねまつほうねん)様がいらっしゃると聞き、居ても立ってもいられなくなり、金松法然神社を参拝してきました。
焼酎の神様は、やっぱり焼酎がお好きだそうなので、神社近くの明石酒造さんの売店で参拝グッズを購入して向かいました。
本格焼酎「明月」ワンカップと線香、ろうそくにマッチが付いているセットを選びました。
えびの市役所から車で5分程の栗下地区の山の上に金松法然神社はありました。
駐車場はいくつかあり、神社の社務所にはお2人がいらっしゃいます。
金松法然様の伝説
法然様はどこからともなくやって来て、栗下区に住みつかいた坊様だそうです。大変な焼酎好きで法力が強く、村人の苦難や危機を幾度も救ったのだとか。安永6年に亡くなる直前、「俺が死んだら、焼酎を備えて1つの願を立てろ、かなえてやる。ただし1つだけだそ、欲張りはいかん」と言って亡くなったそうです。願い事がかなうと評判で、法然様の眠る焼酎神社には数多くの参拝客が訪れているのだとか。
ろうそくと線香に火をつけて立てた後、祀ってある法然様の墓石を参拝しました。
以前は墓石に焼酎をかけていたそうですが、墓石付近の木材が腐ってしまう理由で、最近では湯のみや空瓶に注ぐようになっています。だれやみ君も持参した焼酎を残らず注ぎました。
後で、地元の人に聞いた話によると、焼酎は少し注いで、持って帰って自分で飲めばいいそうです。それの方が同じ焼酎を飲んでいる気分になりますね。
その時、芋焼酎の甘い香りに誘われて、大きなスズメバチが一匹近付いてきました。
とても恐ろしいので、「スズメバチ、あっちに行け!」と願いました。
すると、スズメバチはどこかへ飛んで行ってくれました。
まさか、法然様が願い事を1つ叶えてくださった?
願を立てるのは1つだけなので、今回立てようと思っていた願は、次回に持ち越しとなりました。
願が叶ってお礼参りに訪れる人もいるようで、この日も次から次へと焼酎を持った参拝客が訪れていました。毎年春分の日や秋分の日にはお祭りも行われているのだとか。
大好きな焼酎がたらふく飲めて、幸せな神様ですね。