投稿者:だれやみスタッフ - 2016年10月24日
だれやみ君は、串間市の寿海酒造株式会社さんを訪ねました。(ずいぶん間が空いてしまいました)
周囲は自然いっぱいでのどかな環境に工場があります。
工場をご案内頂きました。
麹を作る三角棚です。
仕込み水には、鯛取山水系の湧水(軟水)を使用しています。
こちらは黒麹を使用しての一次仕込みです。
こちらは白麹を使用しての一次仕込みです。
芋焼酎に使用する紅さつまです。
2次仕込みは、9、10日間位かけてアルコール発酵させています。
こちらは、3,4日目の麦です。
こちらは、その麦の発酵が落ち着いてきたところです。
そして、こちらは焼酎粕(カス)です。1度の蒸留で15~16トンの粕が出ます、毎度処分すれば、莫大な経費がかかりますが、寿海酒造さんでは、農業生産法人 有限会社「チアフルカウズ」を設立し、牛の飼育を始め、焼酎カスを牛の飼料にしています。
チアフルカウズとは、「陽気な牛たち(焼酎カスでほろ酔い気分になるから?)」という意味だそうです。
また、牛フンを堆肥に加工し、焼酎の原料となる芋の畑にまくことで芋が育ち、それがまた焼酎になる。まさに循環型サイクルのシステムが出来上がっていました。
工場をご案内頂く中で、足元への注意など幾多にも気遣いを頂き、「気配り・気遣いのプロ」だなと感じました。
この度は、突然の訪問に本当にご丁寧に対応頂きました。
最後にご紹介するのは、お茶をお出し頂いた時のグラスです。
「笑顔だから いい事が起きる」。いい言葉です。