投稿者:宮崎県庁国際・経済交流課 - 2018年5月31日
平成30年5月27日(日)に初開催された「戦國焼酎 松尾大社 本格焼酎グランプリ」!
どんな結果になったのでしょう。
行きたくても行けなかった(泣)、だれやみファンの皆さんにもその模様をお伝えしますね!
まずは、決戦の地、松尾大社のお勉強から。
京都で最も古い神社で、「日本第一酒造神」として信仰を集めているそうです。
そして、境内の霊泉「亀の井」の水を醸造の時に混ぜると酒が腐らないと伝えられてており、酒だけでなく、醤油や味噌、酢などの醸造の神様とのこと。
早速、毎日焼酎が飲めることに感謝の参拝!?
醸造、酒販など色々なお守りがありましたが、飲む人用のお守りも発見・・・すかさずゲッツ!!
「酒は神授の生薬」素晴らしい言葉です。そして、適時適量がベストです。
心に刻んで、楽しみましょう。
お酒の資料館もあり、色々とお酒の歴史を勉強させていただきました。
そんな、お酒の神様の下で、九州各地から精鋭揃いの25蔵元が集結し、ナンバー1を決めようという本格焼酎グランプリ!宮崎県からは6蔵が参戦し、お天気にも恵まれた中、暑いバトル?が繰り広げられておりました!
そんなグランプリの模様をちょっとご紹介!!
入口に近いところから順番に、
まずは、県南の日南市飫肥から小玉醸造さん!
定番の杜氏潤平(芋)に、波のラベルが南国らしい「夏の潤平(芋)」でいざ、出陣!!
県央の宮崎市田野町から渡邊酒造場さん!
ペンギンがかわいい「夏のまんねん(芋)」、そして、長期貯蔵原酒・旭万年星(裸麦)という隠し玉?でいざ出陣!
県央の高鍋町から黒木本店さん!
プレミア焼酎のあの「百年の孤独(麦)」、そして、新商品の「謳歌(芋)」!
ワインのような焼酎「球」にも使われてた「タマアカネ」の新銘柄ということです!これは楽しみ!
県南の串間市からは、松露酒造さん!
定番の松露(芋)に、食用かんしょ(サツマイモ)の産地ならではの赤芋で仕込んだ「夏の松露(芋)」がいい感じです。
県西の都城市からは、柳田酒造さん!
麦チョコのような香ばしさの個性的な「青鹿毛(麦)」と、復活させた「千本桜(芋)」で、スタンバイオッケー!
最後に、県西のえびの市からは、明石酒造さん!
定番の明月(芋)、そして紫芋で仕込んだ「ないな?(芋)」
鹿児島県と熊本県に接した県境の米どころということもあり、芋焼酎と米焼酎のブレンドが特徴ですね!
晴天に恵まれ、ちょっと暑かったですが、会場の熱気もムン!ムン!ボルテージもあがります。
おつまみ片手に、蔵ごとのアピールポイントを読みながら、どこから回るか模索?
老若男女問わず、焼酎好きが集まっている感じ?女性のお客様も多かったです。
そして、宮崎の蔵元ブースは、人だかりが絶えない様子でした。
ほろ酔い加減で、一回りしたくらいから、各蔵元の自己アピールタイムが始まり・・・
皆さん、各蔵ごとの個性を楽しみながら、どんどん飲んでまわってます。
特に暑かったので、炭酸割がグイグイ飲みやすくて、いい感じです。
そんな中、今回、各宮崎の蔵元の手元には、なにやらオレンジのひなたっぽい冊子が気になります。
これは・・・あの宮崎の焼酎情報が満載の「焼酎印帳(最新版)」ではないですかっ!
皆さん、神様の下、まるで、御朱印帳のような感じで、
焼酎印帳(しょちゅいんちょう)片手に回って、楽しそう?!
あっという間に、楽しい時間は過ぎ去り、本格焼酎グランプリは誰の手に??
そして、いよいよ、結果発表。参加25蔵から上位3位が決定するとのことです。
まず第3位は、3蔵が並び、最初に呼ばれたのが、
宮崎県宮崎市の渡邊酒造場さん!
そして、つづいて、鹿児島県奄美の山田酒造さん。
さらに、次に呼ばれたのが、またまた宮崎県の高鍋町から黒木本店さん!
計3蔵が3位入賞でした。
続いて、第2位の準グランプリ!
呼ばれたのは、なんと!!これまた宮崎県の都城市から柳田酒造さん!
おめでとうございます!!
続いて、熊本県天草の天草酒造さんが呼ばれて、2位は計2蔵ということでした。
そして、最後の第1位のグランプリに輝いたのは・・・お隣の鹿児島県さつま町の小牧醸造さん。
グランプリ賞は逃しましたが、なんと、入賞6蔵のうち、宮崎県から最多の3蔵が入賞!!!
まんねんの笑みの渡邊酒造場さん!
クールに喜ぶ、黒木本店さん!さすがです!
そして、準グランプリの2位に輝いた柳田酒造さん!
入賞した3蔵ともそれぞれの造り手の個性が笑顔に出ていて、皆さん素敵な笑顔です。
また、ここ3年ほど、本格焼酎出荷量日本一となった宮崎県ですが、大手だけでなく、小さな蔵元も含めて、「宮崎の本格焼酎」全体が愛飲されてるのではないでしょうか?
ノンジョルノなどのイベントも貢献できていれば、嬉しい限りです。
また、入賞した3蔵とも、芋と麦の2種類の原料を使った銘柄であったのも、宮崎の多様性が出て、お客様の心を掴んだのかもしれませんね?
いやいや、まさか、それとあのオレンジ色の御朱印帳?のような焼酎印帳(しょちゅいんちょう)のご利益があったかも???なんてのは冗談ですが・・・。
そんな素晴らしいイベントでした。
だれやみ取材班?も頑張って、厳正な公正な一票を投じるため???
全蔵制覇を目指しましたが、半分ちょいの13蔵でタイムアウト?いやいや、許容量オーバー?
しかしながら、他県さんも蔵元も含め、どの銘柄も個性があって、美味しくて、まだまだ他の銘柄も飲んでみたかったです・・・。
こんな素晴らしい楽しいイベント、今回見逃した方は、次こそはお見逃なく。
また、主催者の皆様、出展された蔵元の皆様、大変ありがとうございました。
第2弾も期待しておりますよ!
そうそう、6月24日(日)には、東京五反田で、
「東京焼酎楽宴」という全国から48蔵元が参加するイベントがあるそうですよ。
宮崎からも7蔵が参加ということです。詳しくはリンク先を。
なお、今回、この焼酎楽宴では「宮崎県特産品ブース」も初出店し、
今年4月にリニューアルオープンした新宿みやざき館KONNEから
焼酎に合う一押しのアテをご用意させていただく予定です。お楽しみに。