投稿者:宮崎県庁国際・経済交流課 - 2017年1月19日
お正月気分も抜け、新年ぴりりと引き締まる1月12日(木)。
東京、それも、東京駅が一望できる丸の内に位置し、
アジアのリゾートホテルを思わせるエキゾチックなレストラン
「カサブランカシルク」において、
一夜限りのスペシャルイベントが行われました。
ふるさと納税ランキングで一躍有名となった都城市が、
スペシャルな焼酎、食材、音楽とともに、素敵に舞い降りたのでありました。
「日本一の焼酎」×「肉(フレンチディナー)」×「生演奏」のペアリング!
その名も、「おもてなし みやこんじょ」
「都城産宮崎牛」をはじめ、「都城の黒豚」、「宮崎地鶏」と
地元食材をふんだんに使用したフレンチディナー。
地元の最高の食にあわせるお酒は、もちろん地元の「焼酎」。
それを、着座でゆっくりと、
都城市出身ヴァイオリニスト山内達哉さんが奏でる「生演奏」を聞きながら楽しめるというもの。
さすが、「しあわせ上々、みやこのじょう」。気分があがります♪
お正月太りなんて気にしている場合ではありません!
ちなみに、言い訳に聞こえるかもしれませんが、
蒸留酒に分類される「焼酎」は、糖質がゼロ、プリン体も少なく、
一回のみしか蒸留しない本格焼酎は、血液をサラサラにする効果もあり、二日酔いにもなりづらいのです。
これは飲むしかありません…ね!
《今回は、都城市を代表する霧島酒造さんをはじめ、
都城酒造、柳田酒造、大浦酒造さんの計4蔵元さんがPRのために参加しました。》
ところで、みなさんが普段外でお酒を飲まれるときは、どんな飲み方をされますか。
最初にビール、のちワイン?和食であれば、日本酒や焼酎?それともサワーなどでしょうか。
今回のイベントは、最初から最後まで全て「焼酎」。
蔵元さんが、料理とのペアリングをご提案してくれました。
1杯目から「焼酎」なんて!と思われたかもしれませんが、
食事やシーンにあわせて表情が変わるものなんですね。
ウェルムドリンクとして「食前酒」、
まずは食欲をそそる一杯を9つのカクテル焼酎から選びます。
それぞれとても魅力的で、オープニング前から二杯、三杯と手が伸びてしまいます。
《「山椒豆柴」グラスの縁には、山椒が直接まぶされており、見た目のインパクトもあります。》
《「ブラッディメアリー」
こんな飲み方も大いにありです。マドラーはセロリ。タバスコもきいています。》
《「パクチーモヒート」 焼酎とパクチーの意外な組み合わせが妙にマッチ!》
このほかにも、炭酸や果実系で割ったり、豆乳を使ったりと
意外な組み合わせの焼酎がずらり。どれもすごく飲みやすそうなものばかり
皆さんウェルカムドリンクの焼酎カクテルを味わいながら、
オープニングを待ちわびています。
待ちに待ったオープニングでは、
山内達哉さんの華麗な演奏が披露され、会場は一気に盛り上がります!
主催者の都城市様が「おもてなし みやこんじょ」を一生懸命PRしました。
また、各蔵元さんも本日の焼酎の見どころ(飲みどころ?)を御紹介。
《主催者の都城市PR》
さて、オープニングが終わり、お楽しみのお料理です。
最初の4品には、お料理とのペアリングを考えて、
それぞれ食材の味を活かすシンプルな焼酎が食中酒として提案されました。
《バーカウンターでお料理にあった焼酎をつくっています。》
アミューズ「茸と卵黄のコンフィのエッグベネディクト」
マフィンの代わりに椎茸まるごと一つ使っています。
卵黄と生ハム、椎茸の絶妙な味わいと食感のバランスが最高です。
こちらの料理には、「焼酎ソーダ割り」。
金霧島(霧島酒造)を使い、料理の味を邪魔しないさっぱりとした味わいです。
冷前菜「燻製里芋のテリーヌと黒豚ヒレ肉 菊芋のサラダとピューレ」
里芋のねっとりとした食感の中に、菊芋スライスのしゃきしゃき感が引き立ちます。
ペアリング焼酎は、母智丘千本桜(柳田酒造)の
「トワイスアップ(焼酎を同量の水で割ったもの)」。
焼酎の香り、優しい甘さが引き立ちます。
温前菜「霧島鶏のガランティーヌと赤米の焼きリゾット 生姜香るスープ」
生姜の香りがとっても食欲を引き立てる一品です。
スープにほどよく溶けた赤米の香ばしさもたまりません。
こちらには、みやこざくら(大浦酒造)を使った
「オリーブのお湯割り」をペアリングします。
まろやかな味わいのお湯割りをいただくと、
ほっとしてしまうのは宮崎県人だからでしょうか?
コース料理をいただく中、
蔵元さんが、各テーブルをまわり、ひとつひとつ丁寧に、
その人にあった飲み方を提案してくれました。
お料理のペアリング焼酎に、4つの蔵元さんのオススメする焼酎で
テーブルの上はグラスで一杯になってしまいます・・・。
こんなに色々な焼酎をいただける機会は滅多にありません!
焼酎がすすみます~。
《蔵元さん直々におすすめの飲み方を伝授!》
そして、メインはこちら・・・
いくらなんでも、かぶりつきはいたしません。
主菜「都城 肉の盛り合わせ」
都城が誇る牛肉、豚肉、鶏肉の盛り合わせです。
まさに肉の三種の神器、至福の味わいです!
しかも牛肉はサーロイン・ヒレ・モモ・ランプの4つの部位が味わえる上、
一切れがとっても大きい!
もうお腹いっぱい・・・と思いつつも、
こんな贅沢は二度とないかも?と頑張っていただきます!
こちらの料理には、「ミスト&スモーク」を。
クラッシュアイスに注いだ焼酎、みやこんじょ黒(都城酒造)に、
燻製の香りをつけています。
もくもくとグラスからあふれるスモークの燻製香と肉料理が口の中でひとつになり、
料理が完成!こんな飲み方初めてです。
皆さん焼酎と料理を堪能しつくした所で、
再び山内さんの生演奏が始まります。ピアノと尺八とのコンビネーションも素晴らしく、
故郷を思い作られた「霧島」は美しさの中にも迫力があり、
しみじみと聞き入っていまいます。
楽しい時間はあっという間にすぎ・・・
「食後酒」、SWEET&STRONGなしめの一杯へ。
会食の余韻を楽しみながらも、
食後の消化をスムーズにしてくれる飲み方を提案してくれました。
たとえば、「カイピリーニャフェニックス」は、
金霧島(霧島酒造)をレモンスライスとクラッシュアイスで割っていて、すっきりとさせてくれます。
また、「青鹿毛カウボーイ」は、コーヒー風味。
青鹿毛(柳田酒造)とコーヒーがあうのはとても意外でした。
焼酎で始まり、焼酎で終わる。
日本の誇る蒸留酒には、豊かな楽しみ方がありました。
普段、何気なく飲んでいる焼酎の奥深さが感じられるイベントでした。
本日ご縁のありました都城市のみなさまと各蔵元のみなさま。
ありがとうございました。
と、ここまで、読んで頂きありがとうございます。
ますます焼酎が好きになった!もっと飲んでみたい!というみなさん。
2月10日(金)19:00~スケジュールを空けておいてくださいね。
今回、レポートしたみやこんじょの焼酎や肉に加え、
「日本のひなた」宮崎の本格焼酎と宮崎のグルメが思う存分楽しめる!
「日本一の焼酎ノンジョルノ宮崎in東京2017」を開催します。
チケットは、絶賛販売中です。
また、次回の会場「ブルーリリー銀座」でお会いしましょう!
レポート by東京事務所